物欲子(ぶつよくこ)のブログ

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(おもに)物欲ぶつよくの記

『高所恐怖症克服中②』(その後篇)【他や自分を信用する】【自信を持つ】【なぜ年々ひどくなるのだろう‥】

前回ブログで書いた切実な問題『高所恐怖症』の続きです。「山を登る」「橋を渡る」を克服するため、ブログ以降に行ったこと思ったことなどを書いていきます。同じような悩みのある高所恐怖症の方に読んでもらえたら嬉しいです。

butuyokuko.hatenablog.com

「書き出してみて気づいたこと」

 

前回ブログに書いたことで『勝手に恐怖症になってるだけという気づきもありました。

①誰かと一緒にでかけるのなら、また違っていたのかもしれない

 

「1人」でなく2人とかグループであったなら違っていたのかもしれません‥。人と一緒にいることで安心をし、怖い所も危険な所も思いの外あっさりとこなせていたかもしれません、「自信」も自然とついたかも。

 

1人の場合、全ての「恐怖」「不安」は自分にかかってきてしまいます。長い間「1人旅」をしてきましたが、(もともと得意でなかった)山の怖さや橋の怖さに精神がもう限界になっていたのかもしれません‥。

 

②『高所恐怖症』はなぜ年々ひどくなるのだろう?

 

(昔はできたのに‥)と思っていました。これは、年を取れば取るほど経験も多くなり、色々考え過ぎてしまうのがやはり原因な気がします。「あの時怖かった‥」という恐怖経験が心や行動をむしばむようです。

 

改善してみたこと

他を信用をする』こと

 

「橋が落ちる、裂ける」「山道が崩れる」「山道で足を踏み外し落ちる」という悪い想像。結局私は『信じていない』のです(「橋の強度」も「山道の強度」も「自分自身」も。これと同じように「飛行機」が怖い人は、飛行機を信じていないのでしょう。)

 

【橋の強度】などはおそらく車がびゅんびゅん通っても大丈夫なように設計されていて、もうカッチカッチのはずです。

【山道の強度】だってみんなが踏み固めています(「尾根」より「谷」の方が地質的によっぽど崩れやすそう)。そして、崩れやすい所はもうとっくに崩れているか、いかにも危険な様子をしているはずです。

私の拙い登山技術に比べたら、上の2つは千倍、万倍信用してもいいはずではないか?と思いました。この「全く信用していない」から、「信用をする」に舵を切ります。

(言うのは簡単だけどできるかな?)

 

②『自分を信用すること』(=少し『自信』をもつこと)

 

「足を踏み外すかもしれない」「落ちるかもしれない」「‥かもしれない」「‥かもしれない」がもうリフレインになっているのです。

 

「かもしれない」と勝手に想像して勝手に怯えてるわけで‥。考えてみると、「知らない人に会うのが不安」「知らない場所に行くのが不安」「面接が不安」「新しい仕事が不安」‥なども同じ手合いです。勝手に悪く想像し、過度に不安がっているのです。

 

この「不安」と「恐怖」の原因は、私の場合「自分の自信の無さ」からきているものだとやっと気づいたのです。「他を信用する」とともにもう少し「自分を信用する」に舵を切ります。

 

③『視界にいれない』

 

そうは言っても見たら怖いので「視界にいれない」。見ても恐怖心がつのるだけなら、もう崖の下も橋の下も見ない方がいいでしょう。

 

『南宮山』登山(419m 岐阜県大垣市

 

先週、そんな中で「南宮山なんぐうさんを登ることにしました。

南宮山419m。以前だったら、「低いし、大丈夫でしょ」と軽く思ったことでしょう。でも今は、その419mにも不安を覚える有様なのです(悲)

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『南宮山』(登り約1時間の山)

(早朝から登るのだから、最悪夕方までには下山すればいい‥。時間はたっぷりあるのだから‥)という、結局、不安いっぱいで登り始めました。

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登り始め(整備された登山道が続く)

一歩一歩足元だけを見て、当初の予定通り、崖の下など一切見ないでもくもくと登ります。途中、「高度を感じる嫌な場所」の気配がしますが、これも一切見ず、道の真ん中を歩くことだけに専念します。

 

「尾根」(両側が切れて崖状になっている)も大の苦手でしたが、頭の中で『つるはしで目の前の地面をぶったたくイメージ』をします。(大丈夫。つるはしで叩いても崩れなさそうだ‥)と頭で確認し、両側は一切無視。同じように、ただ道の真ん中を歩くことに専念します。これをくり返しくり返し、頂上に到着しました。

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「南宮山」』頂上(東の大垣方面が見えているのですがかすんでいます)

(なんとかなった‥)と景色を見てると、女性2人組の登山客に声をかけられました。

 

この2人はとても賑やかに大声で会話をしながら登山していた2人です。頂上でお芋をご馳走になりながら、お2人の話を聞きます(この時の会話は、2人が「日本100名山」や「アルプス」などの山々に行った、という話だったのですが‥)。

 

食事を終えると2人はまた大声で話をしながら、山を降りていきました。この元気な2人の姿を見ていて、「山から落ちるなんて、多分そんなこと一切考えてないんだな」「考えてないから、恐怖心も少ないのかな?」「色んな山に行ったことの「成功体験」が、多分「自信」につながっているんだろうな」と、ふと思いました。

 

『装備品』を改善する

①「トレッキングシューズ」を新調

 

この南宮山から戻って、重くて安定感が無いとずっと思っていたトレッキングシューズ を新調することにしました。山道での自信をつけるためにも、足元をまず安定させようと思ったのです。

 

お店で「軽くて、摩擦力のあるような、大地をつかめるような、そういう靴が欲しい」と、少し恥ずかしかったのですが聞いてみました。

 

今までトレッキングシューズは薦められた物を買うか、「可愛い見た目」で買うかのどちらかでした。自分でこういう要望を出したのはかって無いことでした。また、何足かしっかりと試し履きしたのも今までに無かったことでした。

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新しく購入した靴(軽くて動きやすくなりました)

 

②『ブリンカーメガネ』を試作

 

また「橋」を渡る際、 視界を狭くしてみるのはどうだろうか?と考えました。馬の「ブリンカーのようなものをつけるのは?

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馬のブリンカー」  Chabata_k(Japan) /Link

視界の端に「橋の下」や「隣を走る車」などが目に入らなければ、「馬」と同じように落ちつくかな?

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【最初の案】「グラサン」の内側を油性マーカーで塗る

この「グラサン」案から始まり、家に「ピンホールメガネ」*1があったことを思い出し、それに手を加えることにしました。

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「黒いガムテープ」をハシに貼り、視界を狭くしようと考えた。

試しにこの状態でかけてみると、赤丸部分に目の焦点がきていました。(私は斜視も乱視もあるのですが、こんなにずれているとは‥。これではまるで「右目」だけで見ているような感じ。違和感が凄くてこれはボツに。)

「黒テープ」の代わりに、今度は「カラーセロファン」をはり、色をつけてリアル感を少なくするのはどうだろうか?と考えました。

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緑のカラーセロファンを貼ってみる

濃い緑色のせいで、だいぶ視界が遮られた感じです。

この後、この「緑のメガネ」を近所の歩道橋で試してみましたが、視界が悪く、いまいち良くないということが分かりました(結局これもボツに)。

 

最後に

 

『高所恐怖症』は精神的なものなので、やはり心の持ちようを変えるしかないのかな、と考えています。「悪い想像」をしないように誰かと一緒に行ったり、1人なら、「自分や他を信じること」が重要なのかなと思います。

 

また「なるべく視界に入れない」や「歌でも歌って気をそらす」という「見ない」「考えない」というやり方も有効だ思います。

これからは「低い山や簡単な山に登る」「歩道橋をあえて渡って慣れる」という小さな成功体験を積み重ねて、私は「自信のない自分」に少しづつ「自信」を与えていこうと考えています。

(年をとるに従い、「以前はできたこと」が出来なくなって愕然とすることがあります。「世界」が狭く閉ざされていくようで、これからはこんなことばっかりなのかな?と少し悲しい気持ちになったりするのですが‥、紙に書き出してみることでいくつかの「対策法」もみつかります。月並みですが、誰が何といおうと諦めないことが大事なのだと思います)

将来はこんな「不安な気持ち」ではなく、ヒーロー気分で「アニメの歌」でも歌いながら、山に行ったり、橋を渡ったりしてみたい‥。


【MV】誰がために-2012ver.- - 成田賢

‥ということで、『高所恐怖症克服中②』その後篇でした!以上です、ではまた!

*1:穴がたくさん開いた「視力回復」用のメガネ。効果のほどは「?」