『珍しいお茶』①【アーティチョークティー】ベトナム②【ハス茶】③花粉対策茶【杉ひのき茶】④【赤しそ茶】(島根県産)
先日、アーティチョークのお茶が売られているのを初めてみました。いったいどんな味がするものなのか?飲んでみた感想、効能などを書いています。その他、現在飲んでいる、少し変ったお茶(ハス茶、杉ひのき茶、シソ茶)も合わせて紹介しました。
①『アーティチョークティー』(ベトナム)
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アーティチョーク、最近はスーパーで、普通に見かけるようになりました。
でも、みためがギザギザしていて、実にまずそうなシロモノです。
先日、カルディで売られているのを見て、お茶ならば?ということで、買ってみました。
「フンパット アーティチョーク茶」(箱の写真も美味しくなさそう‥)
【値段】298円 【内容量】25P
箱を開けると、もう変な匂いがします(何かの草の匂い?)。
実際に飲んでみます。


ゴクっ。あれ?意外と飲みやすい。
すこし甘くて、香りと味は、何かの豆か草‥、ハブ草茶*1にも似ています。
不味くはない‥、豆茶の仲間的な‥。飲めるな、ということが分かりました。
効能はどうなのか、拾ってみました。
◯ カリウムが豊富で、塩分を排出する効果がある(むくみやすい人に)。
◯ コレステロール値・中性脂肪値を下げる。高血圧に効果がある。
◯ 肝機能を強化、胆汁の出をよくする(お酒を飲む人、二日酔いにも)。
◯ 脂肪を分解したり、便を柔らかくする成分が含まれている。
◯ 抗酸化、デトックス
という具合です。
実を言うと、アーティチョーク自体、何かよく知らなかったのですが、和名は「朝鮮アザミ」。これ、アザミだったのか?、と驚愕しました。
そして、食べるのはつぼみの部分で、ガクの付け根や芯の部分を食べる、ということも分かりました。
味は、芋、カリフラワー、ゆり根に似て、甘みがあるということで、それなら、食べれそう。今度見つけたら、youtubeを参考に調理してみようと思います。
②「ハス茶」(ベトナム)
「ハス茶」は、今回紹介した4つの中で一番好きなものです。甘い匂いがあり、ほっこり癒される、不思議なお茶。
ティーバッグの他、茶葉で売られているものなど何種類かあり、継続して飲んでいます。




③花粉症対策茶「杉檜茶」(中郷屋/福島県郡山市)
さて、これは、杉ひのきの香りが好きで買ったものですが、このお茶がどういうものなのか、これまた、全く理解していませんでした。
『花粉対策茶』という、福島のお茶屋さんが販売しているもので、他には「ぶた草茶」「背高泡立草せいたかあわだちそう茶」「カモガヤ茶」「ススキ茶」「イヌムギ茶」「白樺茶」など。なるほど、全部、花粉飛ばす系でした。
「中郷屋」さんのサイトを見てみると、
その季節の花粉(抗原)を吸った場合、アレルギー体質の人は、その花粉に対する抗体を体内で作ってしまいます。次に花粉を吸い込んでしまうと、体内で抗原体反応が起こり、これが症状として出てしまうと言われます。体内にはないその「花粉」に体が反応しているのが花粉症。
そこで花粉を作る、その草木の葉や茎を製茶して、飲みやすくほうじ茶にブレンド。「お茶」として飲めば、疑似的にですが、外からの花粉を体が異物として感じさせないようにすることができると考えました。
2009年10月に、東京都が舌下減感作(ぜっかげんかんさ)療法の研究成果を発表し、約7割の花粉症患者で有効性が確認されました。 引用:「中郷屋茶舗」のページより
とあり、異物として体に感じさせないように、取り込んで、飲んでしまおう、という考え方のようです。花粉症に効くといいですね。
さて、飲んでみると、
ほぼほうじ茶で飲みやすいのですが、最後に突き上げてくるのが杉・ヒノキかな?
確かにふつうのお茶でなくて、香りのある何かが潜んでいます。
少しクセがありますが、そんなに飲みにくいものではない(ほうじ茶単体の方が、もちろん飲みやすいけど‥)。
私は花粉症ではありませんが、お茶として「白樺茶」とか「ススキ茶」とか、飲んでみたいなぁ、興味あります。
【値段】1000円(販売しているサイトで価格差あり) 【内容量】15P
【買える場所】ことと屋(イオン内)、中郷屋さんのサイト、楽天など。
④「赤しそ茶」(島根県産)
これは以前、島根で、珍しさもあり、買ったのものですが、なかなか飲み進まず、賞味期限も切れて、残っていました。
飲み進まなかった理由は、シソすぎるから。シソの風味が頭までのぼってくる感じで、ほんの少し酸っぱさ(ビタミン?)もあります。
シソ茶は、リラックスするというより、違和感に目がさめる感じです。
色の変化が、青→赤→茶色、と楽しめるとあるのですが、うっすらピンク→茶色になるようにも思いました(変化はあっというま)。
最後に
1人で買って、10包、20包消費するって大変ですが、飲んでみたい!、という好奇心には勝てません。
「アーティチョーク茶」も、もしかしたらダメかな?と思っていましたが、意外と飲みやすく、調べる中で、欧米でアーティチョークが好まれる食文化などが分かり、面白かったです。
ただ飲むだけでなく、調べてみると、愛着も湧き、お茶がより美味しくなる気がします。