【レビュー】石割り用ハンマーで本当にあの固い石が割れるのか?(ESTWING社のハンマーを買ってみた)
採石用のハンマーというものがあり、気になっていました。
本当にあの固い石が割れるのか?と半信半疑だったわけですが、実際にハンマーを買い、本当に石が割れるのか?を石割りビギナーの自分が試しています。
①石を割ってみる
ホームセンターで適当なハンマーを買っても良かったのですが、今回はレビューの良かったESTWING社製(エストウィング・米)のピックハンマーを購入。
うーん、何という立派なハンマーなのでしょう!
人生初ツルハシで、場違い感が半端ない感じ。以前買った備中鍬びっちゅうぐわ以来の衝撃というか。
早速、届いたその超絶立派なハンマー持って近くの川原へとでかけました。
ちなみにサイズは柄が33cm、ツルハシ部分は18cmほど。重さは約620gでハンマー部分に重量があり、持ち運びにはちょっと大変かなという感じ。
今回割りたい石はハンマーの横に置いた’ハンレイ岩’ですが、いかにも固そうで全然割れる気がしないので、まずはその辺に落ちていた適当な塊りを割ってみます。
おぉ。これはものが柔らかいのであっさりいきました。
はんれい岩の前にさらにもう1つ持っていた石(下)も試しに割ってみます。
こんな固そうなのやはりとても割れる気がしないので、こわごわカンカンやっていると全く割れず(あれ?)。
しかし一緒にいた旦那さんに替わってもらうと強い打撃でパックリと割れました!(あらー)
パワーも要るみたい!
上の写真では伝わりにくいかもですが、割れたてフレッシュな断面に感動です。
黒い部分が陽光を受けてキラキラと輝き、風化した外側とはまるで色・質感が違うのも素直に驚き。
ただの石なんだけど、中はとっても美しい。石の中を見るのって想像以上に面白い!
と感動したところで’ハンレイ岩’はどうかというと、こちらは想像通りの固さで一向に割れず、だんなさんが執拗に何度も打ち下ろすのを慌てて止めました。
採掘用ハンマーとはいえ、固くて歯が立たないということもあるかも!
ツルハシで傷つけられた跡が白く残り、ヒビも入って痛々しくなってしまった(悲)。
②石を割る際に気付いたこと
ということで、実際石を割ってみて気づいたことですが、
①ESTWING社のハンマー自体は重さのバランスも良く、打ちおろしやすい。
②衝撃低減グリップ仕様(衝撃振動を70%低減)ということで、グリップ感は確かに良くて、手も痛くならなかった。
③割るにはにパワーが必要。
④割る時は下が固い場所で。
最初、土の上で割ろうとしていたが全然ダメだった。
⑤石を割るキーンという金属音は少々耳ざわり(耳栓を使うのもいいかも)。
⑥飛び散りがあるので、軍手・メガネなどで安全確保。
というのが、初回の感想です。
③ESTWING社のハンマー
ちなみに私が買ったこの22Pのハンマー、お値段6980円で、ハンマー用のケースは2980円でした(今見ると値段がまた違う)。
この下のサイズは14pですが、この22、14という数字はオンスを表しています。*1
最後に
ということで、あの固い石が割れるのか?ということを試してみました。
ものにもよるけど、確かに割れる。また割れた時にはちょっと感動があったり。
しかし、リュックに入れて持ち運ぶには少々重いので、山歩きや観光しながら同時に探石して石割りというのは難度が高いというか気が重い。
化石探しするなら、化石入りをその場で確かめれて便利なので持ってきますがー。
今のところ、拾ってきて中を見てみたいー!と思った石を近所の川原で割るという使い方だなと思っています。
そのうち慣れたらいいな~と思いながら、以上、『石割り用ハンマーで本当にあの固い石が割れるのか?』でした!ではまた!
*1:1オンス=約28・35g