物欲子(ぶつよくこ)のブログ

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(おもに)物欲ぶつよくの記

【木曽路のお土産】創作栗きんとん「栗苞」「七笑」「漆ガラス」「苑工房のアクセサリー」など

秋に行きたくなる場所、それが中山道木曽路きそじ

山と渓流と宿場町の古い建物。人の絶えた、少し寂しい風情が魅力的な場所です。今回は買ってきたお土産の写真をのせて、木曽路の産物の紹介したいと思います。

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中山道木曽路

 

木曽路とは、中山道の一部区間*1 岐阜と長野の間の木曽谷きそだに」の道を特にこう呼びます。

岐阜県中津川市の辺り(馬籠まごめ宿)より、左右が山に囲まれた木曽谷の中に入り、長野県塩尻市贄川にえかわ宿)に出るまで谷が続きます。産物は、山中なので山のものが多いです。

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奈良井ならい宿

①栗きんとん

 

秋に売られる栗きんとんは名古屋の方でも大人気。

有名な「すや中津川市川上屋(同)もおいしいですが、最近いいなと思うのが「松月堂」さん(同)創作栗きんとん

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創作栗きんとん「栗苞くりづつみ」(1252円・4個入)

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高級感のある包装

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葛くずに包まれた栗きんとん

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2層になっている

「栗きんとん」は美味しいけど、味が単調に感じることも。それをぷるぷるの葛で包むことで味や食感に変化が出て、とても美味しく感じます。

少し冷やして食べるため、さっぱりとするのも良い。

栗きんとんを買うには

 

どこでも買えますが、津川駅の「にぎわい特産館」は種類がそろっており、バラ買いができる。

各店舗の栗きんとんの食べ比べができておすすめ。

【所在】岐阜県中津川市栄町1-1にぎわいプラザ

【営業時間】8時30分-18時 

また、「恵那市観光物産館恵那テラス」でも栗きんとん食べ比べセットが販売されている。

【所在】岐阜県恵那市大井町286−25 

【営業時間】9-18時 

 

②ごへーもち

 

五平餅木曽路名物。わらじ型の五平餅もありますが、木曽路では団子型に作るようで、中津川の「喜楽」さんの五平餅を買いました。

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喜楽五平餅 (477円・3本入り)

津川駅キヨスクや駅前にお店があり、購入できる。

 

 ③朴葉寿司

 

ほおの葉って形がおもしろくて何だかいいものです。その朴の葉に包まれたお寿司はとても山家な趣き。

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朴葉ほおば寿司(650円・4個入)

こちらは、「寿司処ほたる」さんというお店のもので、同じく「にぎわい特産館」(中津川駅前)で購入。

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しいたけ、シーチキン、ふき、紅ショウガなど

ちなみに後の2個は「穴子」「海老」で、味が全部違うのもうれしい。朴葉寿司には、山菜・魚などこうした好きな具材を入れるのだそうです。

 

④「七笑」【七笑酒造】

 

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(右)純米吟醸 670円(300ml) (手前)「中乗さん」のおちょこ

木曽のお酒といえば、「七笑」「木曽のかけはし」「中乗なかのりさん」が代表的。中でも好きなのは「七笑ななわらい」というお酒。

’七笑’というこの名前、とっても可愛いと思い、調べてみると、

もともと木曽駒高原入り口にある集落の地名のようで、鎌倉時代木曾義仲(きそよしなか・1154-1184)がここで少年時代を過ごしたというお話があるのだとか。

今回買った純米吟醸(アルコール度数15度。日本酒度±0)は、優しくて旨味のある美味しいお酒でした。

個人的には辛口がいいのですが、「七笑」は甘みを感じてもイヤじゃないと思う、美味しいお酒。

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七笑酒造さんグッズ 巾着、おちょこ、マッチ

【所在】長野県木曽郡木曽町福島5135

七笑酒造株式会社|信州木曽の地酒 銘酒「七笑」

本店では、上の巾着のようなグッズを買うこともできます。

 

⑤漆ガラス【丸嘉小坂漆器店】

 

木曽谷で取れる木材を使った漆器や櫛も有名です。今回、初めて見たのが「漆ガラス」というもの。

「漆ガラスってなんだろう?」とお店の方に尋ねると、ガラスに漆を塗ったもので、ガラスに塗った漆はふつう剥がれてしまうのですが、この剥がれないところに秘密があるということでした。

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金魚鉢みたいな漆ガラスの皿

お店で使い方を聞いてみると、「おひたしをのせたり‥」とのアドバイスをもらいました。なるほど。スタイリッシュなおひたしでも作ろうかな。

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漆は後ろ側に塗る 表面には漆の色が透けてみえる

後ろ側に塗るので表はガラス材。ナイフなどを使っても漆には傷がつかず、長持ちするということでした。
買える場所は「丸嘉小坂漆器店」(まるよしこさか)、「木曽くらしの工芸館」など。

今回のは「すいとうよ」(透いてるよ。好いてるよ。の意味)というシリーズ。

 

⑥「苑工房」さんのアクセサリー

 

苑工房えんこうぼう」さんは岡山県倉敷市にあるお店ですが、そのギャラリーが奈良井宿にもあり、お店では自然のお花や実、葉っぱのアクセサリーを買うことができます。

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蔦の葉っぱピアス(千数百円ほど)

こちらも秘密の工法を施してあるそうで、固く丈夫で色も美しいです。また、自然の素材を使っているので、同じ商品でも微妙に違い、選ぶのに悩んでしまいます。

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少しづつふえていった苑工房さんのアクセサリ

退色はやはりしていきますが、数年は大丈夫。

(保管にもよる。少しくらい色あせてもそれはそれで。)

奈良井にあるお店は「ギャラリー パウザ・ディ・クローマ」といい、お店が倉敷となぜ奈良井なのか?は長年の疑問(両方とも観光地だからかな?)

【所在】長野県塩尻市奈良井585

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ギャラリー パウザ・ディ・クローマ

 

⑦ その他

 

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ほおずきストラップ(400円)

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和ぐるみクッキー(780円)

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他に「栃の実入り」「アーモンド入り」などもある

こうしたお土産は、奈良井宿の中のお土産屋、木曽くらしの工芸館などで買うことができます。

 

ということで、秋に訪れたくなる木曽路のお土産を紹介しました。他にも、そば、お六櫛、ひのき製品、からすみ(お菓子)など、まだまだありますが、今回は以上です!ではまた!

下記ブログでは、奈良井宿を訪問しています。

butuyokuko.hatenablog.com

 

*1:wikiには、中山道=木曽街道=木曽路とも書かれているが。