半分透けている涼感のあるうちわ・岐阜の「水うちわ」を2種類買いました。
購入した水うちわと買える場所について載せています。
①購入した水うちわ
水うちわは和紙(雁皮紙がんぴし)を使った伝統工芸品で、明治時代に岐阜の鵜飼観光のお土産として広まったといわれます。
上は「住井冨次郎商店」さんで購入したもので、鮎の泳ぐ姿や色使いがなまめかしく、とても岐阜らしい図柄だな~と思っています。
岐阜のうちわ業者は明治30年代には20軒以上あったといいますが、専業は今、この住井冨次郎商店さんだけなのだとか。
また、この住井冨次郎商店さん以外でも水うちわは買うことができ、
下は同時に購入した「安藤商店」さんのものです。
こちらも涼感があり、貝尽くしの図柄は夏にぴったり。竜宮城みたいなデザインが素敵なものです。
今回買った2つの水うちわは軽くて繊細、とても綺麗なものだな~という印象でした。
風を送るという実用性にくわえ、あおぐ姿を美しくみせる意図もあったんだろうなと想像しています。
②買えるお店3つ
「住井冨次郎商店」
住所:岐阜市湊町46 営業時間:9:00~18:00 無休
岐阜市の観光地・川原町かわらまちの中にあり、散策次いでに古い町屋のお店を覗くことができます(サイトからの購入もできます)。
昔ながらのレトロな図柄が魅力で、少しお値段が安いのも嬉しいです。
「安藤商店」
住所:岐阜市梶川町7
1921年(大正10年)創業の’岐阜提灯’のお店で、水うちわのラインナップもあります。
安藤商店さんのは、女性好みな華やかでカラフルな色使い、デザインに富んだものが多く、見ていてときめくようなうちわばかりです。
※安藤商店さんは、川原町カフェ(岐阜市川原町)をオープンされており、水うちわなどの雑貨をここで見ることができます。
「家田紙工」
住所:岐阜市今町3-6
「家田紙工」さんは上品で洗練された今ぽいデザインも多く、とにかくお洒落。少しお値段のはるものもあります。
※上記の家田紙工さんのHPでは直接買うことはできず、【水うちわをご購入いただける店舗一覧】で買える場所を確認することができます。
最後に
水うちわの風情って本当に素敵なのですが、艶っぽい和服美人が持つイメージもあり、長く買うのをためらっていました。しかし、部屋に飾ったり、もっと自由に楽しんだらよかったんだなと今回あらためて思っています。
興味があれば、ぜひ水うちわ、手にとってみてみて下さい!
というわけで、以上、『岐阜の水うちわ すきとおる繊細なうちわ』でした!ではまた!
【追記】6/18(2020)
ブログの記事をみて連絡をくださった「 fanfanうちわ」さんのヤフーのサイトもはっておきます、水うちわを買えます。また、「fanfanうちわ」さんのツイッター・インスタで水うちわの綺麗な写真も楽しめます!