「うだつの町並み②」 金森長近の隠居城「小倉山城跡」と美濃町のおみやげ(岐阜県美濃市)
前回のブログからの続きです。戦国武将・金森長近の居城・小倉山城などをめぐり、後半は、美濃町のお土産についてのせています。
①小倉山城跡
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お城は2代目藩主が夭折後、改易・廃城となり、現在は石垣・土塁が残るそうですが、この日は暑さとこの後のスケジュールのため、とりあえず展望台で景色を見ることに。
「松鞍山」(316m)山頂には平安以前の古い神社があるそうで、なるほど、お祀りしたくなる山容をしています。
小倉山を下り、町に戻ります。
②旧今井家住宅・美濃資料館
【入館日】9-16時:30(4-9月) 9-16時(10-3月)
【入館料】300円 【休館日】12-2月の火曜日など
今井家住宅は江戸中期の建造で、幕末から紙問屋だったお家。
写真左下の敷居の木わくは取り外しが出来、荷車を中に搬入できたそうです。
古くて、どっしりとしたいいお家でした。
③NIPPONIA美濃商家町
さらに歩くとNIPPONIA美濃商家町という施設があり、こちらはマスキングテープのアート展や美濃和紙の販売をされていました。
インテリアに使える美濃和紙。今はこうしたアートな和紙がたくさんあるのだなぁ、と感心。まるでレースな風情が素敵でした。
NIPPONIA美濃商家町には宿泊することもできます(下記)。
④ 美濃市のお土産
【美濃和紙】
町並みの中に美濃和紙のお店がいくつかあるのですが、美濃和紙製のコースターとトレイを買いました。
【花みこしのお花】
上は、美濃資料館で頂いてきたもの。
4月に行われる「美濃まつり」の花みこしの飾りで、ピンクが愛らしい。
祭りの後、家に持ち帰り、縁起物として部屋に飾るのだとか。
美濃まつりは江戸時代、雨ごいの祭りとして始まり、昭和初期に今の形に統一。
30数基出る神輿の総数300本以上の竹に、10万枚~12万枚のお花が飾られるのだとか(なかなかの重量そう)。
【鍾乳洞熟成酒】(今廣酒販店)
大滝鍾乳洞で寝かせた「鍾乳洞熟成酒」は、年500本の限定品と珍しいもの。
お店の方がとてもよい方で親切にして頂きました。1.8L(2980円)のサイズもあります。
最後に
ということで、歴史のある美濃町の川湊・うだつ・和紙を中心に見て回りました。
今は河畔の小さな町並みですが、町に繁栄をもたらした川の流れは変わることはありません。町並みと長良川河畔のセットで回られることをおすすめしつつ、以上、『うだつの町並み②』でした。ではまた!