「アイヌコタン」のお土産が可愛い!木彫りのアクセやアイヌ刺繍がおすすめ
北海道のアイヌの木彫りが好きで集めています。「北海道の木彫り」といえば、例の「鮭をくわえた熊」が一般的なイメージですが*1、実はもっと多種多様なものがそろっています。
アクセサリー、手鏡、食器、雑貨‥、今回は実際に買ってきたものをのせました。
①「アイヌの木彫り」が買える場所
「阿寒湖あかんこコタン」のほかは、「平取二風谷びらとりにぶたにコタン」「白老しらおいコタン」で買えるようです。
実は、私は「阿寒湖コタン」に2度行っただけで、「二風谷」「白老」に行っていませんが。
②「阿寒湖コタン」
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「阿寒湖コタン」があるのは、北海道の東(北見や網走が近い)です。
コタンでは120人ほどの人が暮らし、アイヌの生活・文化を伝えたり、アイヌごはんが食べれたり、アイヌ土産を買うことのできる観光地となっています。
コタン内にずらりと並ぶお土産屋さんで、色々なアイヌの木彫土産を買うことができます。
③アイヌの木彫土産の特徴
木彫土産の種類は、アクセサリー、置物、鏡、食器‥といったところでしょうか。
そして、その特徴は、
〇「アイヌの伝統的な模様」が入ったもの(渦巻き文様やトゲのあるデザインなど*2)
〇熊・ふくろう・鮭・アイヌの神様など、アイヌのモチーフを使ったもの。
〇お土産の木彫のデザインには流行がある。
〇コタン内で作っているものもあれば、海外製のものもある?(東南アジアなど?)。
〇お店オリジナルのグッズを売りにするお店も。
(どのお店でも扱っている大量の木彫品は、いったいどこから来るのか?、という疑問はあります。メイドインが書いてあるわけではないし、聞きづらいし、実情はよく分かりません。)
現地で作ったものは、このように手が込んでいて、値段も少し高価です。
(十字の文様は、「ウタサ」というアイヌの文様です。)
右下は、アイヌの神様「ニポポ」で、他は鮭、梟などのモチーフ。
さすがに、今回の訪問で同じ物に出会うことはできませんでした。
上の写真は、ヤフオクで手にいれたものです。
アイヌの木彫の定番「人の横顔」ですが、昔はもっと流行っていたようです。
2019年時はそれほど多くはなかった。
写真は昨年訪問した際、なかなか来れないからとどんどん購入し、結構な量になったペンダント類。
この写真に写っているものは、海外製も多いかもです。
下の黒・赤のペンダント3つは、「北方民族」の伝統紋様をモチーフに「網走観光協会」が作ったもので、アイヌ文様と似ていて、観光協会製というのが珍しいです。
こうしてみていくと、その時の流行りがあったりで、デザインが変っていってるのも面白いです。
ふきのデザイン(左上)が、いかにも北海道ぽくてよい感じのトレー。「茶さじ」は、コタンの方が作られたもので木彫が細かいです。
「喰われ熊」という商品名のこの置物(木彫ではない)。以前、ネットで見て欲しかったので、見つけた時はたいへん嬉しかったです(熊の表情もたまらない)。竹炭を利用していて、消臭浄化の効能があるのだそうです。
はちまきの刺繍にはチェーンステッチなどが使われていて、世界共通なんだなぁ、と思わされます。
トゲや渦の文様がいかにもアイヌらしいデザイン。
「アイヌのごはん」は衝撃料理のオンパレード。
素材そのまま!みたいな。漫画「ゴールデンカムイ」ファンにはおなじみの料理も載っています。2019年に発行されたばかりのおすすめの1冊。
小さな「アイヌ刺繍本」は、アイヌの刺繍がよくわかる可愛い本で、こちらも良本でした。
最後に(「アイヌコタン」のお土産の魅力)
アイヌ文化の魅力、それは大陸の香りがする異文化で、原初的で洗練されすぎてないところ。
「素朴さ」、これに尽きるのかなと思います。
お土産はもちろん可愛いし、理解を深めるためにも何度も訪れてみたい、そんな場所です。
2020年7月に開館した「ウポポイ」にも是非行きたいと思っています。
‥ということで、『アイヌコタンのお土産が可愛い』でした!以上です、ではまた!
【追記】