『可愛いお菓子の缶』【日の出屋製菓 湯の花せんべい】【亀の甲煎餅】【マゼ缶】【テオブロマ・キャビア缶】【冨貴寄缶 菊廼舎】【なにわちょろけん】ほか
お菓子の入った「可愛い缶」。こうした缶が欲しくて買うことってないでしょうか?
今回取り寄せた「湯の花せんべい缶」(日の出屋製菓)を中心にそうした可愛い缶を紹介したいと思います。
- ①「湯の花せんべい」(日の出屋製菓)(三重県菰野町)
- ②「亀の甲煎餅」(江戸金)(山口県下関市)
- ③「イタリアンデージー缶」(伊)
- ④「マゼ缶」(仏)
- ⑤「テオブロマ」の缶(東京・渋谷)
- ⑥「冨貴寄・青丸缶」(銀座菊廼舎)
- ⑦「なにわちょろけん ちょろけんぴ缶」(一創堂)(大阪)
- ⑧「八橋蒔絵螺鈿硯箱缶」(東京国立博物館ミュージアムショップ)
- 缶の本
- 最後に
①「湯の花せんべい」(日の出屋製菓)(三重県菰野町)
今回、以前から気になっていたレトロな缶を取り寄せました。日の出屋製菓さん(S32創業)の「湯の花せんべい缶」です。
背景の山は御在所岳ございしょだけで、その山とロープウェイを見つめる鹿の図柄。とぼけた風情が可愛いものです。
反対側のデフォルメされた滝の絵も洒落てるし、円筒の缶の形もレトロでとても昭和な感じ。
炭酸せんべいは、炭酸泉の水を使った薄くて(1mm)軽い食感のせんべいで、飽きのこない優しい味をしています。食感・固さもちょうどよく、とても美味しいものでした。
「湯の花せんべい」(日の出屋製菓)
値段:800円 賞味期限:製造から4ケ月
缶のサイズ:円の直径10cm×H15cm
◯大容量の「角缶」(72枚入・2300円)もある。
商品は、下記サイトのオンラインショップから買えます。
そして、ちょうど今、「男はつらいよ」とのコラボ缶が販売中とのことでした。
寅さんは、第3作『フーテンの寅』(1970)でここ湯の山温泉を訪れているのですが、そうしたご縁からで、寅さん缶もデザインがとっても可愛く、欲しくなるものです。
図柄にバリエーションあり
(期間限定)湯の花せんべい×男はつらいよ3缶セット(3180円)は売り切れ(2021年9月4日時点)
引用:「日の出屋製菓」オンラインショップより
【追記】
購入後、こうした新聞記事も目にしました。
②「亀の甲煎餅」(江戸金)(山口県下関市)
「江戸金えどきん」さんは、江戸時代創業の山口の老舗お菓子屋さん。
しかし、怖ろしく威厳があり、立派な缶!
中に入ってる亀の形の亀せんべいもこれまた缶に負けないくらい立派で、「こんなの食べたことない!」ていう食べ応えのある瓦せんべいが入っています。
引用:江戸金さんのHPより
この厳めしさは、缶の図柄の’亀山八幡宮’の参拝土産を意図して作られたせいもあるのかなと思うのですが、こんな重厚なお土産を貰ったら、かなり嬉しかったことでしょう。
③「イタリアンデージー缶」(伊)
「イタリアン デージー缶」は、結構昔からある缶です。
(小さい頃、宝石箱のようなこの缶をもらって、とても嬉しかった記憶があります。)
昔はまん中の花がバラでしたが、今はマーガレットに変っています。
ドットの模様が立体的で、おもちゃのようなキッチュな可愛さが魅力。缶の中には、はちみつ屋さんが作ったキャンデーが入っています。
④「マゼ缶」(仏)
マゼはフランスの老舗お菓子屋さんで、バレンタインの頃、目にした人も多いかと思います。しかし、日本での契約終了に伴い(2018年)、今は国内ではもう買えないということにびっくり(アマゾンでも売ってなかった)。
この美しいマゼ缶の中には、プラズリンというお菓子(キャラメルがけしたアーモンド)が入ってます。
⑤「テオブロマ」の缶(東京・渋谷)
「テオブロマ」は、ショコラティエ・土屋公二さんが主宰するお店で、こちらもバレンタインの常連店のイメージ。缶の中には粒状のキャビアチョコが入っています。
ちょっととぼけたチョウザメの絵が可愛いく、最初見た時は(エルテかな?)と思ったのですが、樋上久美子さんのデザインでした。
「テオブロマ」のサイトを見ると、
はじめは1匹だったキャビアは恋人のキャビアに出会い、結婚して一匹の男の子のキャビアに恵まれました。
その後、双子の女の子のキャビアが生まれ、今は家族五匹で幸せに暮らしています。
(ストーリーがあったんかーい!と驚愕。)
(左うえ)独身時代 →(中央)カップル →(みぎ上)子供が生まれる
(左した)双子が生まれる →(右した)幸せな5匹のチョウザメ家族、という順でした。なるほど。
⑥「冨貴寄・青丸缶」(銀座菊廼舎)
豊穣な「宝尽くし」のデザイン。まるで神社のお守りのように有難みを感じるこの缶は、老舗お菓子屋さん「菊廼舎きくのや」さんのもの(明治23年創業)。
「冨貴寄ふきよせ」は、その菊廼舎さんを代表する商品として有名で、開けた缶の中に入ったボウロ、金平糖、干菓子、あられの印象に座がぱっと華やぐようなお菓子。
他にも赤缶・白缶・黒缶やピンクや紫などのその時々の限定缶があったり。
⑦「なにわちょろけん ちょろけんぴ缶」(一創堂)(大阪)
大阪土産のこの缶、最近、気がつきました(いつから?)。
缶に描かれた「ちょろけん」は、江戸時代の門付け芸で、おかしな格好の扮装をしてみんなを笑わかし、愛されたといいます。
「ちょろけん」はこんな風にキャラがたってるので、今でも子供に人気のお菓子となっています。
そして、中の芋けんぴの異様な美味しさ!これは外といい中といい、最高レベルの缶であるかもしれません。
⑧「八橋蒔絵螺鈿硯箱缶」(東京国立博物館ミュージアムショップ)
東京国立博物館所蔵の国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱やつはしまきえらでんすずりばこ」(尾形光琳作)をプリントした缶で、中にはクッキーが入っています。
引用:東京国立博物館・ミュージアムショップのサイトより
写真プリントの鮮明度がすごく、もう本物の国宝じゃなくてもいいかなーと思う一品。
(こんな缶があるのか)と驚いた缶の1つです。
缶の本
「可愛い缶の本」も出ています。見てるだけでも楽しいもの。
最後に
ということで、可愛い缶をいくつか紹介しました。
食べて美味しい、見て嬉しいの一挙両得で、缶入りのお菓子は個人的には贅沢なお菓子であると思っています。
また、缶が集まれば紹介したいなと思いつつ、以上、『可愛いお菓子の缶』でした!ではまた!
下記は後続のブログになります。