物欲子(ぶつよくこ)のブログ

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(おもに)物欲ぶつよくの記

不思議ちゃんは成長すると『変なオバサン』になるのかもしれない。ならせめて「可愛いババア」になりたい。

最近テレビを見てて、ふと思ったのです。不思議ちゃんは歳をとると、変なオバサンになるんじゃないの?って。今まで、不思議ちゃんが成長するとどうなるかなんて考えたこともありませんでしたが‥。

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Jill WellingtonによるPixabayからの画像 

TVに出てるへんな人

 

月曜から夜ふかし」「家、つい行ってイイですか?」などで取材を受ける、ちょっと風変わりで人とは違う一般の人。興味もあり、親近感を感じながらみています。

気になったのは、趣味などが最優先の40~50代の個性的な女の人

プライベートを優先したせいか未婚で、言動・見た目(ファッション等)・生活・生き方が人とは違っていて、若いころはきっと、不思議ちゃんと呼ばれたんだろうなぁ‥)と、ぼんやり映像を見てるうち突然はっ!としました。

 

不思議ちゃんってそのまま歳をとると「変なおばさん」になるんじゃないの?って。今まで「不思議ちゃん」が成長するとどうなるかなんて考えたこともありませんでした。

でも、不思議ちゃんと変なオバサンの違いはその年齢だけであるような気もするのです。

 

【ひとごとではない】自分も「不思議ちゃん」と呼ばれた経験がある

 

私も若い頃や(何年か前にも)不思議ちゃんと呼ばれたことがあります。

その人にとって、変わってる人異物として認識されたってことなんだろうなと思ってました(もう軽い敵あつかい?)

マイペースと言われたこともあります。理解しがたい人間には、「不思議ちゃん」「マイペースな人」「変わった人」「オタク」などのタグづけをして心の安定を図るようですが‥。

 

なぜ、不思議ちゃんが嫌われるのか?

 

世の中で、「個性的な人「不思議ちゃん」は嫌われる傾向にあり、ふつうの人の方が好かれる」、ということはうすうすと察しがついています。

 

なぜかというと、分からないものは人間はキライだから、気味が悪いからです。喋り方・発言・服装・趣味等が自分に理解できなければ、感情を刺激されます。異物としてとらえて距離を置いて、「あの子変わってるよね」と人に話してレッテルを貼り、相手が同意してくれればさらに安心する、という仕組みです。

 

もう1つは本能的に「自己中なもの」「周囲が見えてない」「協調性が無さそう」「精神的な幼さ」を感じ取るからだと思うのです。これらの要素って、相手にとっては不利益以外の何者でもありません。「一緒にいたら疲れそう」「嫌な思いをしそう」と何となく虫が知らせるのでしょう。

 

こうして考えると、不思議ちゃんでない人たちは、損得勘定のできる大人とも考えられます。しかし、不思議ちゃんや変なおばさんには、まるで子供のようなところ純粋なものが感じられて、私はそうした美点を好しく感じるのです。

 

「ありのままの自分」では人は受け入れてくれないのではないか?

 

しかし、自分が「不思議ちゃん」や「変な人」扱いされているのを感じたら、不利益をこうむるのは自分で、こちら側も軌道修正すべきなのでしょう(自分を守るために)。

 

今の個性はそのままに好きなことはそのままに、客観視や協調性や足りないものを足していったらいいのでしょう。そうすれば、「真正の不思議ちゃん」からは外れるだろうから‥。努力なしの「ありのままの自分」では、なかなか人は受け入れてはくれない、というのは社会に出て気づいたことです。

 

若ければ、「不思議ちゃん」というまだ可愛い呼び名で呼んでもらえますが、年がいってれば、「へんなオバサン」というみもふたもない呼び方に出世します。

この「へんなオバサン」には少しの敵意と「オレ関わりになりたくないソーシャルディスタンス!」という響きを感じます(ただのオバサンの方が敵認定されてない分、まだマシ?)。

 

「可愛いババア」になりたい

 

さて、「へんなオバサン」という言葉には親しみもないし、うっすら敵意すらこめられた感じがします。

自分がどこを目指すか考えた結果、なりたいのはせめて「可愛いババア」だろうかと思いました。「ババア」という言葉には悪意もあるけれどが、「可愛い」がつけばいっかな?

 

可愛いババア」は美人揃い

 

しかし、「ババア可愛い!」だの「ババア結婚してくれ」のネットで見るババアは、元々美形揃い(杉本彩安達祐実宇多田ヒカル森高千里‥)。ハードルが高すぎる!

他に思い浮かんだのが、加賀まりこさんの『純情ババァになりました。』という本。タイトルの強さと、「加賀さんみたいな美人でもババァって‥」とずっと頭に残っています。

純情ババァになりました。 (講談社文庫)

純情ババァになりました。 (講談社文庫)

 

 

もう「(心の)可愛いババア」でいいか

 

確かに「顔面偏差値」は厳然と存在します。顔は諦めて(?)、いつも笑顔や小綺麗にするとか、穏やかな雰囲気で埋め合わせることとしましょう。しかし、可愛いの要素はそれだけではありません。その人の心や性格に由来する「可愛い」もあります。

 

例えばですが、例えば浜口京子さん(ここに例として上げるのは本当に申し訳ないのですが‥)。

TVでおみかけする浜口さんは超絶美人とはいえないものの、いつもにこにこされていて、ほんわかした発言で、(可愛いいなぁ。癒されるなぁ。)と思っています。

こうした性格の可愛さを保つのだって容易でないことですが、まずは体を健康にすることで、心の強さや余裕が生まれて、そして可愛さ・素直さも出せるのではないかな?と私は考えています。

 

最後に

 

「性格が可愛い」っていったい何なのか?、自分の考えるものを下に書きました。

素直であること(もう、これなんだと思う。)
明るさや愛嬌があること
他人への気遣いができること
間違いを認めれること謝れること

 

‥というわけで、安達祐実にはなれませんが、へんなオバサンも嫌だから、「(性格の)可愛いババア」をめざそうと思います。アンチエイジングとか若返りとか、肉体が若ければ心も華やぐからそれも大事ですが、みためだけではない部分があります。

 

もっと世の中に「(心の)可愛いババア」が増えるとウレシイな。ババアの心の可愛さに思わずほっこりする、そんなことがあってもいいじゃないですか!

 ‥ということで、『不思議ちゃんは成長すると変なオバサンになるのかもしれない』でした!以上です、ではまた!