『戦国武将メシ缶詰』~明智光秀~【武士のもてなしメシとは?】(デアゴスティーニ)
先回、織田信長の「戦国武将缶詰」を買った際、同時に明智光秀の缶詰も買い、こちらも食べてみました。
タイトルには「武将のもてなしメシ」と書いてあります。どんな味、中身なのでしょうか?
明智光秀「武士のもてなしメシ」
信長ver.と同じスタイル(ペラペラ本+缶詰+家紋・名言コースター)。
この調子で、今後も発刊していくのかな?
「こ、これは‥、普通に美味しそうな煮物?みためも普通だし‥」
レンコン、ネギ、銀杏、豚肉の煮物ならまずいわけが無いのでは?
という想像通り、おいしいです。白みそベースに黒糖・しょうゆなどで味付けした美味しいお惣菜でした。(信長の「肉味噌」の方がインパクトはあった?)
この料理の由来は、光秀が貧乏浪人時代に仲間と「汁講」という持ち寄りパーティの会をやっていたという話から。
「汁講」のホスト役(順番に回ってくる)は、「鍋」を用意し、その他の人間は「食べ物」を持参するというルールだったものの、光秀は貧乏で「鍋」の用意ができない。
「鍋」役が回ってきたら、断ろうと思っていたところ、光秀の奥さんの機転で美味しい鍋物をふるまえたというエピソードによるものなんだとか。
こんな大きい猪肉が入ってたら、それはお客も喜ぶはず。
何だか普通においしくて拍子抜けしてしまった。
おそらくセンスのいい光秀のことだから、食事も洒落た趣向こそあれ、奇をてらうことは無かったのではないかなと想像。
しかし、もっとマズイ缶詰求めているのか、自分でもよくわからなくなってきた(困惑)
上の『戦国、まずい飯!』を読むと、「喉をとおらない」「味がない」「モソモソ‥」と言葉にならないマズイ飯がいくつも出てきます(赤米、糠の味噌汁、干し飯、スギナ‥)。
人間が栽培して収穫して加工して、おいしく口に運ぶまでがんナント大変だったのか。
どれだけ長い時間、粗食とかマズイ飯を食べてきたのだろうか?とか考えると愕然とします。
今マズイもの自体が駆逐されて、ほとんどないからなぁ。
というわけで、もし戦国にこの「汁」があれば、上の上であったろう『戦国武将メシ缶詰・明智光秀・武将のもてなしメシ』でした!以上です、ではまた!