物欲子(ぶつよくこ)のブログ

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(おもに)物欲ぶつよくの記

『この世で一番ガマンした人って誰なんだろう?』と考えてみた 【ガマン例】『臥薪嘗胆』『鉄仮面』『巌窟王』『田中正造』『デビルマン』

『一番ガマンした人』そんなのもちろん分かるわけはないんです。「この人の方がガマンしてる」ってどうやって決めるの?って話なのですが‥。『思い浮かぶガマンな人などの事例をあげて、その『ガマン人生』をみていきたいと思います。

『一番ガマンした人』って誰だろう?

 

なぜ、そんなことを考え出したかというと‥。ここのところ、「コロナ」で全ての人が、「自粛」と『ガマン』を強いられていると思いますが、

「もっとガマンした人っているよね?歴史上の忍耐した人はたくさんいるだろうけど‥。ガマン人生えりすぐりのプロフィールを読んでみたい!」と、単純に思ったのです。

史上最強の『ガマン人生』を聞いたら、きっと「自分のことなんか小さい、小さい」って勇気をもらえることでしょう。

(でも、あんまり重すぎると読むのも辛いなどとワガママなことを思ったり‥)

 

どうやって『ガマン』を比べるのか?

 

困難(生い立ち。病気。貧困。非難・迫害。冤罪etc)の強さや回数、年数、などから忍耐度数を出す?とも思ったのですが…。

『ガマン』だって、色々と種類があり、集めきれない状態です。

例えば、『冤罪で何十年とか‥。有名な『サッコ・ヴァンセッティ事件』(1920・米)などが思いだされます

このサッコとヴァンセッティの2人は冤罪だったのですが、無実の罪で死刑執行された、という恐ろしい事件です。事件を描いた映画『死刑台のメロディー』(1970)も話題となりました)

 例えば病気』。水俣病」とか「ハンセン病」とか「原爆症患者」の人生は、苦闘と苦痛の連続で、一生ガマンとの闘いだったことでしょう。

それらをどうやって比較するのかと言われると、やはり無理だな、と。

 情報収集の難しさもあり、ランキング化も困難ほとんど企画として成り立っていないのですが(これからも情報を集めていくということで)、今のところ、何となくこんなことを考えている、ということを書いていきます。寛大な気持ちでみて頂けたら、ありがたいです。

【思いうかぶガマンな人】その① 『臥薪嘗胆』の主人公 (呉王「夫差」と越王「勾践」)

 

『臥薪嘗胆』は、BC5世紀の呉越間の戦争に由来する故事成語です。昔、中学(?)で習って驚いた覚えがあります。何年も薪の上で寝たり、肝をなめたり、何でそんなことしてるの?って。

 【がまんポイント】

▢ 呉王「夫差ふさ」は、戦争での屈辱を忘れないように3年薪のベッドで寝て、恨みパワーを継続させた。
▢ 越王「勾践こうせん」は、戦いに負けて「馬小屋の番人」にされた後、越にもどる。

帰国後、20年間(?)苦い肝をなめて、こちらも恨みパワーを継続。

どうでしょうか?…どこまで本当かわからないけれど、ガマンしてますね?『ガマン』が「故事成語」になった一番古い例でしょうか?

 

【思いうかぶガマンな人】その② 『鉄仮面』(仏)

 

『鉄仮面』は物語かな?と思いきや、実在した囚人でした。実際は、『鉄仮面』ではなく「布製マスクを面会時につけさせられていた」ということです。

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『鉄仮面』 Link

ルイ14世側からの)特別待遇の囚人で、「もし人前でマスクを外そうとしたら、殺害せよ」との指示が出ていたといいます。

正体は諸説あるようですが、仮面のイメージが強烈だったため、その後、文学作品や映画の題材にされました。

【がまんポイント】

▢ 1669年(?)ー1703年の(少なくとも)34年間の牢獄暮らし

『ガマン』もしてるけど、ミステリアスな素性の方も気になりますね。

 

【思いうかぶガマンな人】その③ 巌窟王』(1844-46連載・仏)

 

巌窟王』も『鉄仮面』と似たかんじですが、こちらは、A・デュマの完全な小説です(原題はモンテ・クリスト伯)。

主人公の航海士が無実の罪で牢獄おくりにされた後、脱獄をし、巨万の富を得て、自分を陥れた人間たちに復讐をしていく話。

【がまんポイント】

▢ 無実の罪で土牢に14年監禁。そのあいだに恋人も奪われてしまう牢獄おくりの直前は昇進を約束され、結婚直前の20歳の幸せな青年でした。人生の頂点からの急降下に、悔しくて悔しくてしょうがなかったことでしょう。

その後、「復讐鬼」になってしまってもこれはいたしかたない話。

 

【思いうかぶガマンな人】その④ 『田中正造』(1841-1913)

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『日本史図録』(山川出版)211p

田中正造』は、歴史の教科書の「直訴」のインパクが強烈な人です。

彼は不撓不屈の政治家で、獄中生活数回足尾銅山鉱毒事件」では窮状を訴え、明治34年天皇に直訴もしました。

そして、死の直前まで地元・栃木に根ざした活動を続け、亡くなった時は無一文になっていたそうです。

【がまんポイント】

明治天皇に渡せなかった直訴状は、平成25年にひ孫の平成天皇にようやく伝えられました。実に112年後のことでした。

 

【思いうかぶガマンな人】その⑤ 『デビルマン』(アニメ版)

 

えっ?ここで『デビルマン』?と思われるでしょうが‥。

デビルマン』だってもちろん、がまんガマン…の連続でした。

【あらすじ】 

人間を滅ぼすため、魔王の命で主人公「不動明」の体をのっとた『デビルマン』でしたが、(不動明の幼馴染)牧村美樹に心惹かれ、美樹を守るためデーモン族と戦うことを決意します。以降、「裏切り者」と呼ばれながら、毎回毎回、デーモン族の刺客と孤立無援のまま戦うハメに。

OPの歌詞のでだし「裏切り者の名をうけて 全てを捨てて戦う男」を聞くと同情が止まりません。つらい時にはこの歌詞を思い出して、「あぁ、デビルマンもつらかったんだろうなぁ」と感情移入し、「自分もがんばろう」と思うのです。

【がまんポイント】

 誰にも理解されずの1人はつらいデビルマンのガマン』は他人事じゃない

 

最後に、外人さんが歌うおススメ動画『デビルマン』を紹介します。

キレッキレッでノリノリのとてもかっこいい外人さんです。元気が出ることうけあいです。今日の疲れや『ガマン』が癒されますように


Devilman no Uta (DEVILMAN CRYBABY OST) - Cover by Caleb Hyles

 …ということで、『この世で一番ガマンした人って誰なんだろう?』でした!以上です、ではまた!