どこでも都市部を流れる川は汚れているかと思いますが、今回取り上げる地元・名古屋の川だってもちろんそう。市内に入る前にいずれも汚れており、名古屋港へは相当な汚水となってそそいでます。
そんな中、先日、電車に乗っていると矢田やだ川沿いにに砂利石が広がっていることに気がつきました。*1
(市内の川石!どんな石があるのだろう?すごい汚なそう!)と、川原の石を拾い集めている私はとても気になりました。
さて、名古屋市内の川原でどんな石が拾えたのでしょうか?
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①矢田川橋下で採集する(東区矢田)
ちょっとわかりづらいですが、橋の下によくみると白い砂利の河原があります。まさに車窓からみたのはこの風景!怖いものみたさもあってテンションが上がります。
(事前にストリートビューで確認すると橋の横にテントが写っており、先住の人がいるのだろうか?と思ったりでしたが人は居らずでした。)
早速、河川敷から川原の方へ向かいます。
橋脚のところに石がたまっていて、願ったかなったりの光景なのですがドブ臭い!
下水臭が気になって(これは長居はできないな。10分でやろう)という短期決戦の気持ちに。水もミドリ色というかドブ色というかひょっとしたら体に害があるレベルかも(魚はいるそうな)。
素手ではさすがにためらわれるので、持参してきたビニ手で石を探していきます。途中、「何やってんだぁ?あれ」という視線も感じますが、(燕雀えんじゃく安くんぞ)の気持ちでシレ~っと進めます(別に大志はないけど)。
結果、意外とチャート*2ばっかりで、しかも日焼けか川質なのかどれも色抜けしています。
あまりにチャートばかりだったで拾うのやめようかな?と思ったのですが、今回は「これ何だろう?」という判別がつかない石を拾ってみました。
最近こういう何の変哲もない、駐車場の砂利石みたいな石が気になっていたので拾ってきました。チャートばかりでこうしたただの石も少なめだった。
何でしょこれ。園芸用の何かみたいだし、砂岩のようでもあるし。穴が開いて軽いから軽石みたいと思い、水に入れてみたけど浮かばずでした。
この軽いキラキラ地味石も残念ながら今の私の知識ではよく分かりません。
②矢田川の川原と川石のまとめ
◯チャートのほかガラス片・陶器片なども多めで、雑多なものが落ちている川原。上流とは違い、石やゴミがどこから来たのかを考えると興味深い。
◯石はだいぶ摩耗、色抜けしていた。
◯橋の下っていうのは溜まりやすい場所なんだな(砂利・ゴミその他)ということが今回すごく体感できた。
◯上流部(例えば「海上かいしょ川」)との水の綺麗さは雲泥の差で、10何㎞くらいしか離れてないのにあっという間にドブ川になることにも驚いた。
◯チャートが多いのは庄内川かと思いきや矢田川も?ということで、今後さらに矢田川産の石について調べたい。
最後に
ということで、名古屋市内の川で石拾いなんかできるのか?というのを試してきました。想像通り、市内の川の汚れを体感することができました!
また、冒頭で「市内の川は全て汚れている」と言い切ってしまいしたが、次回はまだキレイかもしれない守山区の庄内川へ行き、さらに調べたいと思っています。
また面白い場所で面白い石を拾えたら、記事にあげたいなと思いつつ、以上、『汚川で川砂利を拾ってみた。』でした!ではまた!