前回ブログ『戦国の山城・岐阜城』の(後編)です。岐阜城内の展示、「麒麟がくる大河ドラマ館」、織田塚(円徳寺)、岐阜のお土産(御城印、「信長のえびしょっぱい」、道三トートバッグ)などを載せています。
写真は南方面。写真左端に名古屋のビル群が少し写る。パタパタと信長の永楽銭の旗印がなびき、見晴らしもよく絶景(これでは攻めてきてもまる見えだけど)。
①「岐阜城」の展示
信長時代に焦点があてられていて、当時の城の様子を復元したCGに目がくぎづけに。
発掘調査では、庭園遺構が7つも発見されたのだとか。趣向をこらした庭園は、富と権威の象徴で、時代の流行でもあったのかと想像。
山の麓の土地は、今見るとそんなに広くもない気もするのだけど。
山麓にある高さ35mの岩盤からは2本の滝を落としていたといい、アトラクションで来客の度肝を抜いていたようす。
この他、信長の居館跡から出土した「棟板瓦」の展示があり、大きくて(1辺28cm)華美なもので、目を奪われる。
牡丹文が女性的で可愛かった(ちょっとみたことないような瓦)。
②岐阜「大河ドラマ館」
ドラマ館の内容は、出演者のインタビューやメイキング映像、衣装の展示などで、目玉はドラマに使われた「道三の館・大広間」の展示。
波頭の板絵がかっこいい素敵な部屋だけど、どこか陰りがあるような。
(毒殺とか裏切りとか企みとか人間模様とか、色々なことがこの部屋に詰まってると考えると、少しだけ胸がジーンとしてしまう。)
元木・斎藤道三の格好良さにほれぼれした後、ドラマ館横にある「みやげもん処」へ。
(食事スペース「うまいもん処」もその隣りにある)
土産屋前の「道三・信長・光秀」パネルがかっこいいけど、美化がすごい。
この「みやげもん処」には、岐阜や「大河ドラマ」関連の様々なお土産が並べられていて、中でも欲しくなったのが「道三エコバッグ」だった。
黒地に、道三の家紋「二頭立浪紋にとうたつなみもん」と「dousan」のロゴがシンプルにプリントされた潔いデザインのもの。
この日は買わず、後日ネットで注文。
【サイズ】37cm×36cm 【素材】綿100% 【定価】1100円
ちなみにこの「二頭立浪紋」は道三自身の考案なのだとか。
潮の満ち引きを「戦の駆け引き」に見立て、右3、左2と飛ぶ飛沫が違うのは「この世には割り切れるものと、割り切れないものがある」を表しているのだそうだ。
(何やらかっこいい逸話で、もう道三ファンになってしまいそう。)
③織田家ゆかりの寺「円徳寺」(岐阜駅前)
そして帰り道、岐阜駅前の「織田塚」(円徳寺)へ寄ってみた。
1547年、織田信秀(信長の父)が「加納口(井ノ口)の戦い」で負け、その戦死者が葬られた塚だという(死者5000?改葬墓。)。
また、円徳寺には信長寄進の梵鐘があったり、信長の孫「秀信(三法師)」が剃髪をした場所であったりと、織田家4代を偲べるお寺となっている。
【住所】岐阜市神田町6-24
④岐阜みやげ
岐阜のお土産を何にするかで帰りにいつも悩むのだけど、この「信長のえびしょっぱい」を買うことも多い。
名前通りの甘じょっぱさでサクサクしっとり、ビールのおつまみにもなる。軽くて運びやすいのもオススメ。
ということで、岐阜城の展示、「大河ドラマ館」、織田塚(円徳寺)、岐阜のお土産などを紹介しました。以上!『戦国の山城・岐阜城』(後編)でした。ではまた!