物欲子(ぶつよくこ)のブログ

物欲子(ぶつよくこ)のブログ

(おもに)物欲ぶつよくの記

『可愛いお守り集めました!』(大阪編)【堀越神社】【玉造神社】【石切神社】【四天王寺】【サムハラ神社】

『可愛いお守り集めました!』の大阪編です。「大阪」も京都・奈良と同じく古い歴史があり、さらに個性、インパクのある「お守り」を多く見かける気がします。多面性のある「大阪のお守り」を見ていきたい!と思います。

①『お守り』【堀越神社】(大阪市天王寺区

 

堀越神社』は、聖徳太子によって創建されたといわれる古い神社です。また、神社が建つ茶臼山は「大阪冬の陣」「夏の陣」の戦場にもなりました。

この「堀越神社」の神様は「一生に一度願いを聞いてくれる神様」とのことですが、お祀りされているのは弑逆しいぎゃくされたことで史上有名な「崇峻すしゅん天皇(553?-592)です。*1 

神様のキャラがどうも合致せず、少し不思議な気がする神社です(尼崎の「残念さん」*2のように、無念・残念で亡くなった人は1つだけ願いごとを聞いてくれるものなのでしょうか?)

f:id:butuyokuko:20201105202231p:plain

配色・デザインが抜群に可愛い(色は他に白・青verがあり)

そしてその「お守り」はというととびきり可愛いもので、「堀越神社」のイメージは私の中ではますます一定しないという‥。

図柄は厄除けの鱗文うろこもん」に「宝尽したからづくし」を配した愛らしいデザインになっています。

 

②『子持勾玉の守護鈴』【玉造稲荷神社】(大阪市中央区玉造)

 

古代、この地には大和朝廷「玉造部たまつくりべが居住し、玉作りをしていたと言われています。*3

f:id:butuyokuko:20201105202236p:plain

存在感抜群(大きな蚕みたい?)

「玉造り」にちなみ、大きな「子持勾玉こもちまがたまの形をした珍しい土鈴です(約10cm)。「子授け」「家庭円満」「子孫繁栄」のご祈祷がされているそうです。

 

③『棗玉腕輪守』【石切劔箭神社】(東大阪市

 

『石切劔箭いしきりつるぎや神社』は石切さん」と呼ばれ、個性的なお店(「占い」や「漢方」「石の店」など)が続く門前町「上の社」など見どころいっぱいの神社です。

f:id:butuyokuko:20201105202226p:plain

『棗玉腕輪守り』(天然石製)

この「腕輪守り」は、「石切劔箭つるぎや神社」の御神宝『翡翠棗玉なつめだま』を模しているのだそうで、身につける魔除けとなります。

 

④『懸守』【四天王寺】(大阪市天王寺区

 

四天王寺の『懸守かけまもり』は聖徳太子所用のものとして伝来し*4国宝に指定されています。その『懸守を模したお守りです。

f:id:butuyokuko:20200329170053j:plain

『懸守』大小2種類

華美な錦の裂きれを貼り、装飾金具をつけ、中には仏像・護符などを入れました。平安中期以降、婦女子が外出をする際、胸から垂らして身につけることが流行したそうです。目立つのでアクセサリーのように人に見せる目的もきっとあったことでしょう。

 

⑤『お守り』【サムハラ神社】(大阪市西区

 

最初、『サムハラ』という神社の名前にびっくりしました(文字に至っては変換できません)。「サムハラ」が何なのかよく分らないのですが、「神」を表すともサンスクリット語由来ともいわれます。「サムハラ」という文字は不思議な「神字」で、怪我除けなどの身を守る効果があるのだそうです。

「サムハラ神社」といえば、入手困難な「指輪のお守り(御神環)でも有名でした。銀色の指輪の裏側に「サムハラ」と刻印されたシンプルな指輪でしたが、大人気でした。*5

f:id:butuyokuko:20201105202212p:plain

こちらは入手困難ではなく普通に頂ける「お守り」

⑥『辻占瓢箪笹』【瓢箪山稲荷】(東大阪市

f:id:butuyokuko:20201003044331j:plain

「笹」に五色の瓢箪最中がついた辻占

 直径70cmくらいの模造の笹に食べられる「最中もなか」がついています。開けるとおみくじが出てくる趣向のもの。『瓢箪山ひょうたんやま稲荷』では、今でも「辻占」*6をして運勢をみてもらうことができます。

f:id:butuyokuko:20201106071850j:plain

「辻占3点セット」

辻占総本社らしく、「辻占3点セット」は①おみくじ②「あぶりだし」③「やきぬき」の3枚組になったものです。「やきぬき」は火を近づけると運勢が焼き抜かれる仕掛けなのだとか(私は焼き抜いてないですが‥)。

 

【付録】 現在手元にないもの

①『魚釣り守り』【開口あぐち神社】(堺市

f:id:butuyokuko:20201105202220p:plain

「魚の形」をした可愛いお守り

②『仕事運上昇守』【豊國神社】(大阪市中央区

f:id:butuyokuko:20201105202241p:plain

「名刺型」のお守りは男性にあげると喜ばれたり‥

(上の2つは人にあげてしまい、手元には無く写真とコピーです。両方とも頂きたくなる面白いお守りです)

  最後に

 

 同じ関西でも『大阪』には「京都」「奈良」と違った魅力を感じます。やはりそれは「個性の強さ」「常に動きがあって、生き生きとしている人と町」の魅力なのだと思います。実は昔はあまり「大阪の魅力」が分かっていなかったのですが、ここ数年で一番面白い場所の1つになっています。魅力的な「大阪の町」を回り、古い寺社を訪ね、「お守り」を頂くのはとてもドキドキする楽しいことです。

‥ということで、『可愛いお守り集めました!』(大阪編)でした!以上です、ではまた!

*1:蘇我馬子らによって暗殺されたといわれる。

*2:1864年の「蛤御門の変」で捕らえられ「残念、残念」と言いながら自殺した長州兵。墓は尼崎にあり、「1つだけ願いごとを聞いてくれる」と流行し、今でも参詣者が絶えない。

*3:境内には「難波・玉造資料館」という資料館もあります。

*4:実際には平安時代の貴族の寄進によるもののよう。

*5:2019年11月、お守りの転売防止のため、授与が中止されたという記事があります。今は一体どうなっているのでしょうか?

*6:神社裏手の辻で、そこを通る人の性別年齢、服装、様子・言葉、乗り物、連れなどを観察して、運勢を占うもの。要予約